死にたがりの手紙

うつ病。基本的に早く死にたいと思いながらまだ生きてます。

帰省中

実家に帰省した。

新幹線の中では「休職したこと家族になんて言おう…」とドキドキして胃が痛かったが、いざ帰ると家族は今のところ深くつっこまずに接してくれている。

理解のある家族で良かった。昔なら修羅場になっていたかもしれないが、ここ数年離れて暮らすことで親との関係性が変化しつつある。

実家に帰って、一番の奇跡が、朝7時に起きられること。

他人がいて気を張っているからだが、効果は絶大で、1か月ぶりに朝昇る太陽を見た。

他人の効果、すごい。今日は月曜日で家族は仕事に行ったので、誰もいなくなると緊張の糸が切れて、午前中は寝込んでしまった。

それでも午後から、自分の意志で昼食を食べて、図書館に行って活動できた。

他人の目があると皿洗いとかもできる。一人の家では考えられない。

もちろん過活動が手放しに良いわけではなくて、一人になると寝たくなるってことはまだエネルギーが十分ではないということだ。無理しすぎは禁物。

頭の状態は自宅にいたときと変わりなくて、やっぱりぼんやりして、字は読めないし、料理とか自分で決断するのにはすごく時間がかかる。

この1週間はリハビリだと思って過ごそう。

あと他人としゃべるのが久しぶりで、これも良いリハビリになっている。職場の人と話すのはまだ無理そうだけど、家族とはなんとか話せる。対人恐怖症にはならずに済みそう。

親に「働くのが怖い。働いて生きていける気がしない」と言ったら、「1年ぐらい働かなくても死なない。大丈夫。いざとなったら実家に戻ってくればいい」と言ってくれたけど本当だろうか。実際ニートになったらまた違う反応なんだろうけど、理解がありすぎて申し訳なくなる。

働かなきゃ…という強迫観念がずっとあって、昨日も岩盤浴しながらも「職場のパソコンのパスワードなんだったっけ」とか復帰したとき皆になんて挨拶しようかとか、考えても仕方ないことばっかり頭に浮かぶ。

散歩してお店をのぞいたりしても、どんな仕事だったら自分は続けられるんだろうとか、皆働いててすごいな…とばかり考える。

考えずに休養するのが復帰への一番の近道だと、頭ではわかっているけど、なかなかのんびりできない。

この1週間で、東京とは離れたところで少し頭を空っぽにして、生きやすくなるためのヒントをつかめたらいいな。