死にたがりの手紙

うつ病。基本的に早く死にたいと思いながらまだ生きてます。

うつが理解されないことはこんなにも苦しい

課長に今の状況について話してみた。でもほとんど話せなかった。

勇気を出して「少しお時間いいですか」と声をかけたはいいが、

思考が途絶して、声は震えて、言いたいことの1割しか言えなかった。不甲斐ない。

 

言えたことは、

・体調が悪いこと、休日も起き上がれないくらいだということ

・仕事を続けていけるかどうか不安なこと

・責任者になることが不安なこと

仕事を「辞めたい」とは言えず、「続けていけるかわからない」なんて遠回しな言葉しか使えなかったから、課長にはまったく響いてないと思う。

 

得られた回答は、これまた私がほしい答えでは全くなかった。

「つらいときは言ってね」→今が一番つらくて言い出したんですけど…

「どこかに出かけて気分転換したら?」→起き上がれないほどだるいという考えがこの人にはないのだろうなあ…

責任者になるのは延ばしてもいいとのことだった。

一番ショックだったのは「私も食道炎があるのよ。うまく体調と付き合っていかないとね」

うまく付き合う?付き合うどころか一生付きまとわれる病気なのに?底なしの絶望感と疲労とどう付き合うって?

頭が冷えていくのがわかった。うつ病だとはっきり伝えたわけでもないので、理解してもらうなんて無理だけど、それでも思った、この人とは人種が違う。

つらいときは言ってね、でも言ってすぐに辞められるわけでもない、言っても何も変わらない。

自殺に向かう時ってこういう気持ちなんだな、助けを求めてまた一つ出口が塞がれて、

自殺への一本道しか残されていないように感じるんだ。

所詮こんなもんだ。勇気を出したら世界が変わるなんて、そんなことはないんだ。

辞めるって本気で決めてはっきり言わないと、今の状況は変わらない。それがわかった。

仕事が終わって明日は休みで、次の仕事まで一番遠い時点にいるのに、心が沈む。沈むなんてもんじゃない。泣くこともできない寝ることもできない。

苦しさをこらえて仕事を終えても、また次、また明日が来る。明日が来るのが本当に怖い。