両親に学ぶ仕事続けるコツ
帰省終了。久しぶりに帰って良かったと思えた帰省だった。
両親に、「仕事辞めたい病なんだけどどうしたらいいか&仕事中無性にイライラするし、休みの日ももやもやしてる」と相談したら、予想以上に良い答えが返ってきたので載せます。
両親ともに教員、公務員一筋できた人たち。
母の第一声は「好きなことをやられ」
イライラしてるのは、仕事で疲れ切って仕事以外のことをやってないからじゃないか。
→それはわかるけど、好きなことが見つからんのよ。趣味とかいうけど趣味も疲れちゃうし好きなことが見つからん。どうやって好きなこと見つける?と聞くと
母は37歳で子宮がんになってから、もう好きなことやろうと思ったらしい。
母は多趣味。フルタイムで仕事しながら、パン作り、パッチワーク、生け花、着付け、エステ、占い、チャゲアス(最近はback numberが好きらしい)…そのうちの1個くだされというくらい趣味を両立している。しかも楽しそう。元来次々に興味がわくタイプの人。しかも習いに行って友達が多いし、パッチワークのフェスティバルに東京に来たり行動範囲も超広い。もう私とは正反対の人。
それでもその始まりは病気だったんじゃなあ…なんか切なくなったわ。
いつ死ぬかわからんと身にしみた母は、それから子育ても仕事もあるけど自分の好きなことをやれるだけやってみたらしい。
やりたいこともやってみたらうまくできないこともあるけど、長い目で見るのが大事で、継続は力なりだって。
私が今全くやりたいことないって言ったら「それならとりあえず少し運動してみて痩せてやりたいことやってみたら道が開けるよ」とのこと。そうかー。
うまく成果が出なかったら趣味のお金もったいないと思ってしまうと言ったら、
お金かけても自分のお金だもん。誰にも気兼ねせずに自分で使いな!と言われた。
その話の中で唐突に「思えば学校に人生ささげてしまったなあ。自分の子の面倒もみずに。寂しい思いさせたと思うわ。ごめんね」と言われて涙腺が緩みそうになったわ。
冷静に「イライラするのは医者の先生に言った方がいい。薬のせいかもしれんし。ついでに痩せたいことも宣言してきたら。」ともアドバイスされた。その通りです。
父(父は今校長だけど、その前には教育委員会のお役所仕事やらされる時期も2年くらいあって、その時は病みそうになったらしい)
そんな父は「まあ、仕事は嫌やけど、しょうがない、どうしてもやらんないけんならやるか~どうせなら笑って楽しい気持ちでやるか~って感じかな」とのこと。
確かに「辞めたい」と思いながらやってるのと、まあその気持ちは横に置いときながら自分の機嫌をとりつつ仕事するっていうのだと後者の方が仕事しやすいよな。明日からそう思おう。
もちろん父も母もむかっ腹がたつこともあって、そんな時は同業種なのでお互いに愚痴りあっている。それは同業種の良いところかもしれない。
父も趣味多い。マラソンとか登山とか釣りとかスキーとか…
私も疲れるけどやりたいことやっていこうと思った。それで疲れすぎてまた嘔吐の症状が出ても、その時はその時で仕事休めばいいし。
今興味あるのはなんだろ…体動かすだと水泳はしたい。また石垣島行っているかと泳ぎたいし。あと歌はずっと習いたかった。鍼とかマッサージとか、自律神経を整える体のメンテナンスも興味あるかも。やりたいこと、行きたいとこ全部やる年にしよう。どうせ死にたいにしても。私は頭だけで考えることが多いから、心がもやもやするのかもしれない。実際に動いてみたらいいんかな。
そういえば体型のことぜったい「また太っとる」とか言われると思ってたけど今回は言われなかったわ。なんだろみんな優しくなったんかな。